本日はフェレットの病気や体調不良についてお話していきます。
もしも同じような症状になってしまい「検索」から当記事を見た飼い主様へ参考になれば幸いですので、是非読んでいって下さい。
表題にもある通り症状は「歯ぎしり&食欲不振&下痢による体重減少」です。
では、書いていきます。
私は独り暮らしで2匹フェレットを飼っているのですが、そのうち1匹がある日突然「嘔吐&下痢」になってしまいました。
フェレットを飼っていらっしゃる方なら分かると思いますが、意外とフードを食べた後すぐに吐くというのは珍しい事ではありませんよね。
犬や猫にもよくある話だと思います。
私もそこまでは気にしていなかったのですが、次の日起きて見てみると「フード」を全然食べていないという事が発覚。
寒い日が続いたので体調不良かな?と思い、以前貰った風邪薬をあげてはみましたが、そこから驚くべきスピードで痩せていってしまいました。
元から体格は良い方だったので「パスバレーのオスで1.2kg程」だったのですが、その症状になってからは800gを切るくらいまで痩せてしまいました。
なんとか水を飲んでいるという状態で、好物のバイト等もあげていましたが、何かを口にするたび「ゴリッゴリッ」という音にも似た、形容し難い音がフェレットから発せられていました。
最初はそれが「歯ぎしり」と断定出来ずに色々考えてはいましたが、調べていくうちに「歯ぎしり」だと判明!
どのサイトにも「歯ぎしり=痛み・身体の気持ち悪さ」を教えるサインだと書いていました。
「歯ぎしり=IBD(炎症消化管疾患)」という病気だとも書いてあり、病院へつれていく事に。
今思えばもう少し早めに病院に行けば良いのに「風邪」かと仮定して薬を取り敢えずあげていた事に反省しました。
ちなみにIBDの症状は「食欲不振・歯ぎしり・下痢(緑)・吸収不良」等すべてが今回のケースに当てはまっていた状態。
IBDの決定的な治療法は無いそうです。
もしかしたら今読んでいる飼い主様も自分の子が「IBDでは?」と思って検索した結果、当記事を読んでいるかもしれませんね。
2度病院に通院した結果から書くと「ハッキリとした病名は分からないけれど、肝臓の数値は悪いよね。それを治すための飲み薬を出すから、もし効いた場合は一時的な症状。もしも効かなかったら、また調べるね」といった感じ。
飼い主サイドからすると、すぐに「病名や原因」が知りたいというのは当然かもしれませんが、こういった場合「1つずつ病気の可能性を潰して。最終的に病名が分かる」ものなので仕方無いですね。
ただ通院初日に「脱水症状を緩和する注射(ステロイド入り)」をして貰った際に、かなり元気になったため「一時的な体調不良」の可能性が高いとのこと。
もしも病気だった場合「すぐに効く可能性は低い」そうです。
その言葉を信じて、取り敢えずは薬をあげて様子を見る事に。
といっても心配なのは「体重減少」ですよね。
そこで知人から聞いた「ロイヤルカナン」というフェレット界でも有名な「高栄養」の粉ミルクを使用して「体重を戻す」作戦に!
つまり「薬で体調を戻し、ロイヤルカナンで体重を戻す」といった感じ。
私の場合は「水+ロイヤルカナン+ふやかした既存のフード」を混ぜて流動食に近い状態までもっていき与えています。
そうでないと弱っている間はすぐに「消化不良になり下痢」となってしまうため、柔らかくしようという判断です。
このやり方が絶対合っているという訳ではないので、飼い主はご注意を。
あくまで私のやり方です!
また、毎日ロイヤルカナンをあげていると栄養過多になってしまいそうなので、純粋にふやかしたフードの日と、ロイヤルカナン入りの日とで調整しています。
もらった薬もそこに混ぜることにより、違和感なく食べて貰えますよ。
うちのフードはこれ。
このような工夫をする事により、多めにご飯を作っても完食!
ふやかす時の水を多めにする事により「水分補給」も同時に出来るので脱水症状も回避出来ています。
かなり体重も戻り下痢も回復、薬も効いているようなのでほぼ心配無いレベルまでもっていく事が出来ました。
もしも同じ症状になっているフェレットの飼い主様は参考にして頂けると幸いです。
まずは病院に!!!
病院サイドが私の時と同じようなケースだった場合は是非お試し下さい。
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普段は女装しています!