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【2017年】鬱な気分がむしろ心地良いおすすめ鬱小説特集【鬱注意】

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※実際に持っている本からおすすめしておりますのでご安心下さいね 

 

最高な後味の悪さと狂気の世界を体験してみませんか?

 

そんな素晴らしい世界に連れて行ってくれる小説をご紹介します。

読むのは自己責任でお願いしますね•••?

 

目次

 

1.疾走  重松清

 

 

正直読んだ後数時間は「ぽかーん」として何もしたくなくなります。

 

それくらい重い内容です。

 

「ひとり」がテーマになっており、人生の孤独さを教えてくれる。

 

読んでいる間は常に精神的に苦しいのだが「読むスピード」はどんどん上がっていく。

 

精神的に苦しいのに、読む手が止まらずスピードが上がってくる感覚はもしかすると、人は「鬱や苦しさ」をどこかで求めているのでは無いかと感じさせてくれる。

 

上下巻とあるが題名の通り「走り抜ける」かのごとく読み終わってしまうので、上下巻構成が苦手無い人でも問題ないだろう。

 

問題はどちらかというと「読んだ後の感覚に耐えきれるかどうか」である。

 

2.向日葵の咲かない夏  道尾秀介

 

違和感と不快感を常に読んでいる最中忘れさせないこの作品。

 

いや、読んだ後も忘れさせてはくれない。

 

タイトルの「向日葵」と「夏」という、キラキラした情景を想像出来るワードから解き放たれる独特な世界観。

 

描写の生々しさも相まって「質の良い気持ち悪さ」を届けてくれます。

 

読んだ後あなたは思うでしょう。

 

「ああ、今夜夢に出て来きそう」(内容には全く関係無いです)

 

3.隣の家の少女  ジャック ケッチャム

 

「今まで読んだ中で嫌いな本は?」

「今まで読んだ中で好きな本は?」

どちらの問いにも私は当てはまります。

 

それくらい読者を引き込んでくれる内容です。

 

鬱小説の中では群を抜いて「最悪な気分」にしてくれます。

 

読んでも気分は最悪、読むのを耐えきれず途中で諦めても気分は最悪でしょう。

 

あらすじをここに書くのは勿体ないです。

是非あらすじを「何も知らない状態」で読んでみて下さい。

 

読んだあとに思い出して下さい。

 

「これは実話を元にして書かれた物語だと」

 

4.オフシーズン  ジャック ケッチャム

「食人族」が1つのテーマとなっている作品。

 

あまりの内容の過激さのため「編集者がNG」を出して何度も書き直したと言われています。

 

「書き直してこのレベルなら当初はどれだけ残酷な描写だったんだ・・・」と思うほど過激で生々しい描写が続きます。

 

とても冷たく、淡々とした恐怖と後味の悪さを味わいたいのならこの作品をどうぞ。

 

ちなみに1つ前に紹介した「隣の家の少女」と同じ作者です。

 

5.蠅の王  ウィリアム・ゴールディング

 

「漂流した少年たちの物語」です。

 

子供の純粋さで作られた「集団」というのは、こんなにも大きな闇を作るのか。

 

「魅力的な狂気」に段々と集団が呑まれていく恐怖をリアルな描写で表現してあります。

 

「純粋なために作られてしまった地獄」を是非お楽しみ下さい。

 

6.砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない  桜庭一樹

「好きって絶望だよね」この台詞のために是非読んで頂きたい。

 

話自体は物凄く重い話なのだが、文章構成でそれを少し緩和している。

 

初めて「鬱系小説」を読むのならこの作品がおすすめかもしれない。

 

タイトルの秀逸さ、それがどう物語に絡んでくるのか、ページ数もそこまで多くはなく「2時間弱」で読み終えてしまうと思います。

 

読み終わった後、まるで撃ち抜かれたかのような虚無感をお楽しみ下さい。

 

7.水没ピアノ  佐藤 友哉

 こちらは同時に3つの話が進んでいく作品です。

僕の感想としては「読みにくいけれど面白い」というもの。

 

文章構成が独特でな故に少し分かり辛い部分があるのですが、それすらも凌駕する文章力で引き込まれます。

 

是非最後まで読んで頂きたい作品となっております!!

 

以上が「鬱な気分がむしろ心地良い鬱小説特集」でした。